
畑岡奈紗
◆米女子プロゴルフツアー ヒルトン・グランドバケーションズ・チャンピオンズ 第1日(18日、米フロリダ州レークノナ・クラブ=6617ヤード、パー72)
米女子ゴルフの2024年シーズンが開幕した。米ツアー参戦8年目の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は4バーディー、2ボギーの70で、トップと5打差の13位で滑り出した。試合後に中継局のWOWOWの取材に応じ、「後半にいい距離のパットを沈めて、アンダーに戻せて良かった」と2アンダーでのスタートにうなずいた。
スタートから7連続パーで耐えるも8番でボギー先行。10番でも落とし「気分的には沈んでいた」という。11、12番を連続バーディーとし、立て直した。14番でも取り返し1アンダーに。15番パー5では第3打に強烈なバックスピンがかかり、ピン右1・5メートルにつけて再び連続バーディーとした。「後半1つ(バーディーパットが)入ってから連続でバーディーが来たのでそこは良かった。気持ちをフラットに保つのは意識していた」と冷静な精神力が後半のバーディーラッシュにつながったという。
プロアマ形式の大会で、この日は元メジャーリーガーで歴代4位の通算703本塁打を放ったアルバート・プホルス氏と同組。「真剣にやりながらも、会話しながら楽しくできた」と適宜リラックスする様子も見られた。「明日(19日)は60台で回れるように頑張りたい」と第2ラウンドでは更に好スコアでのプレーを目指す。