プロ転向控える15歳のゴルファー香川友が大相撲観戦「勉強に来ました」 かつては稽古にも参加


両国国技館で大相撲初場所を観戦した男子ゴルフ・香川友(提供写真)

両国国技館で大相撲初場所を観戦した男子ゴルフ・香川友(提供写真)

 国内男子ゴルフで3月に15歳7か月の史上最年少でプロ転向する香川友(とも、15)=千葉・野田一中3年=が22日、両国国技館で大相撲初場所9日目を観戦したことを明かした。

 身長175センチ、体重103キロの体格を誇る香川は「相撲を通じてこれからに役立てられるよう、国技館に勉強に来ました」と話した。2022年末には父・正宏さんが親方と縁があるという立浪部屋に稽古に参加させてもらったこともある。「瞬発力、体幹の指導を受けてきました。ちゃんこもごちそうになり、すごくおいしかったです」と、強じんな下半身をつくる重要性を実感するとともに異なる競技から刺激を受けた。

 香川は昨年秋、日本ゴルフツアー機構(JGTO)が実施するツアー出場権をかけた予選会に参戦し、3次に進出して81位。その後、JGTO内で話し合いが行われ、中学を卒業する3月13日をもって最年少プロで転向することが決定した。今後のプロ生活へ「いろんな経験をこれから少しずつ生かして、(プロの)リズムにも徐々に慣れていきたいと思います」と意気込みを示した。

 ◆香川 友(かがわ・とも)2008年7月31日、千葉・野田市生まれ。15歳。1歳から父が経営する「関宿ゴルフ練習場」で打ち始める。ドライバーはキャリーでの飛距離で300ヤード近く。小学6年の20年10月に茨城県内のミニツアーで、優勝したプロと同スコアの67でベストアマ、昨年7月の山梨オープンでもベストアマを獲得。これまでツアーは3試合に出場。憧れの選手はフィル・ミケルソン(米国)。趣味、特技は海釣り、サーフィン、スケボー、野球。好物は吉野家の牛丼。

 ◆スポンサーは9社 豫洲短板産業株式会社、明治安田生命、株式会社けんせつパーク、大門パフォーマンススタジオ、株式会社釣八、MASSパートナーズ法律事務所、その他3社。

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