稲見萌寧は68で8位「この先もいろんなコース、いろんな状況でやるのがすごく楽しみ」


稲見萌寧

稲見萌寧

◆米女子プロゴルフツアー ドライブオン選手権 最終日(28日、米フロリダ州ブラデントンCC=6557ヤード、パー71)

 米ツアールーキーの稲見萌寧(Rakuten)は30位から出て、5バーディー、2ボギーの68で通算5アンダーに伸ばし、初のトップ10入りとなる8位となった。

 強風の中でのプレーとなったが、出だしの1番で5メートルのスライスラインを沈め、バーディー発進。その後、3番でボギーも6番でバーディーを奪った。後半に入り10、11、13番でいずれもバーディー。15番は4メートルのパーパットをねじ込み、ガッツポーズ。難関の18番で3パットのボギーとなったが、3つ伸ばす好ラウンドで締めた。グリーンを外した場面は18ホール中2回だけと、得意のアイアンショットがさえた。

 前週の開幕戦は19位。今週は予選カットのある初のフルフィールドの試合で存在感を示した。中継局WOWOWのインタビューでは「先週はショットが良かったり悪かったりとばらつきがあったが、今週はずっと結構ショットがいいというのが多かった。あとはパッティングがかみ合ってくれるだけ(という状態)だった。海外は特有な難しさがあるが、昨日と真逆な風が吹いたり、イメージもコースも全然違って見える」と話した。

 ツアーメンバーとして序盤の2戦を終え「この先もいろんなコースでやったり、いろんな状況でやるのがすごく楽しみというのが一番。この2戦でめちゃくちゃ楽しめてるのが大きい」と表情に充実感をにじませた。

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