渋野日向子はバーディーラッシュで66「パターに助けられた」 通算6アンダーで上位浮上


渋野日向子

渋野日向子

◆米女子プロゴルフツアー ホンダLPGA 第2日(23日、タイ・サイアムCC=6576ヤード、パー72)

 51位から出た渋野日向子(サントリー)が7バーディー、1ボギーの66で通算6アンダーに伸ばした。暫定16位となっている。

 西村優菜(スターツ)と同組でプレーした渋野は、出だしの10番パー5で第3打を1・5メートルに運んでバーディー発進。12番パー3でも3メートルを沈めて伸ばした。ボギー直後の14番で3メートルのバーディーパットを沈めた。18番パー5は第2打をグリーン奥まで運び、第3打を2メートルに寄せてバーディーと前半に3つ伸ばした。

 後半も1番パー5で第3打を4メートルに運び、これを沈めて伸ばすと、4番パー3は2メートルのバーディー。7番パー5でアプローチを1メートルに運んでバーディーを奪い、さらにスコアを伸ばした。

 ラウンド後はWOWOWのインタビューで「ショット的にはズレが多かったと感じたが、そんなに大きなミスにはならず、チャンスについたところをパターで決めることができた。今日はパターに助けられた。パー5で全部バーディーが取れてスコアにつながった」と満足げに話した。

 西村との同組ラウンドについて、渋野は「雰囲気もいい中で回れた。たくさんのギャラリーの方が来てくださって、何とかいいところを(見せたい)とできたので本当にありがたい。(西村と)お互いに自分の今できる最大限のプレーができたと思う。楽しくできた」と振り返った。

 第3日に向けては「もうちょっとショットの感覚をいいようにできたら。まずはやるべきことをしっかりやりたい」と見据えた。

 西村は2バーディー、ボギーなしの70で2アンダーの暫定51位。WOWOWのインタビューで「ショットがあまりうまくいかなかった。その中で耐えるゴルフができたのは収穫。そういうゴルフが必要な時もある。(渋野とのラウンドを振り返り)自分のゴルフに悔しさは感じるが、一緒に回れてすごく楽しかった」などと話した。今大会は予選落ちなしで4日間争われる。

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