川崎春花、台湾ツアーVで自信 今季も「海外メジャーに出たい」


川崎春花

川崎春花

◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ダイキンオーキッドレディス プロアマ戦(28日、沖縄・琉球GC=6595ヤード、パー72)

 ツアー2勝の川崎春花(村田製作所)は「海外メジャーに出たいので、前半で頑張って世界ランクを上げたい」と昨年に続き、大舞台出場を目標とする。前週、台湾女子ツアー「フォックスコンTLPGAプレーヤーズ選手権」で優勝。ルーキーイヤーの2022年はメジャーを含めて2勝も、昨季は未勝利に終わった。2年ぶりの勝利を海外で果たした。

 4打差の首位で迎えた最終日は77と崩れるも、リードを守り切り、久々のタイトルを手にした。「絶対に勝つという気持ちはなくさないようにしようと思っていた」。強い気持ちを胸に竹田麗央(りお)らの追い上げを振り切った。リーダーボードを見ながらプレーし、上位に日本勢が名を連ねているのを見て「頑張ろうと思った」と刺激を受けながらプレーしていたという。

 オフはタイで同学年の桜井心那(ここな)、佐藤心結(みゆ)とともに合宿を行った。8日間、寝食をともにし「3人で同じベッドで寝たこと」が思い出だと話すほど仲のいいメンバーと腕を磨いた。国内ツアー開幕を目前にし「ワクワクと、これ(大会出場)は初めてなので楽しみ」と自信を取り戻した川崎が、日本での復活Vをかけて1年間戦う。

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