岩井千怜が逃げきりで開幕戦V 18アンダーで大会レコードを4打更新 西郷真央は2差2位


4番ティーショットを放ち笑顔を見せる岩井千怜(カメラ・今西淳)

4番ティーショットを放ち笑顔を見せる岩井千怜(カメラ・今西淳)

◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ダイキンオーキッドレディス 最終日(3日、沖縄・琉球GC=6595ヤード、パー72)

 最終ラウンドが行われ、単独首位から出た岩井千怜(ちさと)=ホンダ=が5バーディー、ボギーなしの67をマークし、通算18アンダーで開幕戦Vを果たした。2021年に小祝さくらが記録した大会レコードの14アンダーを4打更新し、昨年6月の宮里藍サントリーレディス以来の通算5勝目を手にした。1打差の2位から出た西郷真央(島津製作所)は68と伸ばすも、2位に終わった。

 岩井千は第1ラウンドを65で回り、2位に2打差をつけて単独首位発進。第2ラウンドでは73とスコアを落とすも、第3ラウンドでツアー自己最多10バーディーを量産し、65をマークし、再び首位に立っていた。「皆さんが元気になってもらえるように頑張ります」というコメント通り、この日も60台をマークして逃げ切った。通算5勝中4勝が最終日首位スタートからの逃げ切りVとなった。直近2週、欧州ツアーと米ツアーに出場。前週の米ツアー、ホンダLPGA(タイ)では日本勢最上位の13位となるなど、好調だった。

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