【ツアーメシ】仁井優花の高知のオススメは「ひろめ市場」土佐名物・絶品カツオで大混雑の屋台村


ひろめ市場で名物カツオを堪能する仁井(提供写真)

ひろめ市場で名物カツオを堪能する仁井(提供写真)

 国内女子ツアーは沖縄、高知と2戦を終え、第2回の「ツアーメシ」企画は21歳の注目株・仁井優花(エレコム)のお気に入り、高知市の「ひろめ市場」(帯屋町2―3―1)を紹介します。

 開幕戦のダイキンオーキッドレディス(沖縄)では最終日最終組を回り、4位と上位争い。前週の明治安田レディス(高知・土佐CC、47位)は強風の中、第2日のベスト66をマークするなど、仁井は着実にツアーで存在感を示している。

 レギュラーツアーは2季目となる仁井の高知での行きつけは「ひろめ市場」。滞在先のホテルから歩いてすぐのところにあり、今回も大会2日前の5日に訪れたという。約60店が軒を連ね、地元客や観光客でにぎわう人気の屋台村。今回は、最も有名なお店「明神丸」で名物料理を堪能したといい「カツオのわら焼きや、(市場内で購入した)おでんを食べたり。私は魚が好きなので、海の近くのコースに行く時は魚料理を食べます」とうれしそうに話してくれた。高知ではかつお、北海道の大会では海鮮料理と地のものを楽しみにし「魚パワーです」と試合への活力となっている。

 ひろめ市場には「インドの方がやっている、カレー屋さんもありますよ」との情報を仁井から仕入れ、記者も大会中、仕事終わりに興味津々で訪れた。だが、フードコート形式のスペースはお客さんでにぎわっており、たまたまカウンター席が空いた居酒屋「旬太郎」で生ビールと土佐のかつお(塩たたき)を堪能させてもらった。

 大会中は多くのゴルフファン、関係者もひろめ市場を訪れているようで、プロゴルファーだけでなく全ての人にとって各地の「食」が日々の楽しみになっていると改めて実感した。

 今回、登場してもらった仁井は「今年は上位で戦って、優勝争いして優勝を目指して毎試合やっている」と言葉に力を込める。全国を転戦する中で“ツアーメシ”が初Vへの後押しになるはずだ。

 ◆仁井 優花(にい・ゆうか)2002年10月8日、東大阪市生まれ。21歳。6歳からゴルフを始める。大阪学院大高では、川崎春花の1学年先輩。21年11月のプロテストで合格。昨季全38試合に出場し、トップ10入り8回でポイントランク27位で初シード獲得。ドライバーの平均飛距離は240ヤード。得意クラブはアイアン。特技は絵を描くこと。163センチ。

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