鶴岡果恋が自身ツアー初の初日首位発進 初Vへ今季はクラブを一新「アイアンの距離感がいい」


鶴岡果恋

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◆女子プロゴルフツアー Vポイント×ENEOS 第1日(15日、鹿児島・鹿児島高牧CC=6456ヤード、パー72)

 プロ7年目の鶴岡果恋(明治安田)が9バーディー、2ボギーの65で回り、7アンダーで自身ツアー初の初日首位発進を決めた。

 2つ伸ばして迎えた前半の14番で残り149ヤードから7アイアンで2メートルに運んでバーディーを奪うと、ここから4連続バーディー。18番、1番と連続ボギーを喫するも、その後、さらに3バーディーを奪取した。開幕から2戦連続予選落ちが信じられないような7アンダーで自身初の初日首位発進を決めた。「アイアンの距離感が良く、ピンに絡んでくれた」と喜んだ。

 前週はホステス大会として迎えた明治安田レディス(高知)で予選落ち。「力を入れていた大会だったので、本当に悔しい思いをした」。悔しさから「土日は朝から夕方まで、みっちり練習した」と地元・横浜の磯子CCで課題のアプローチなどを修正した。

 昨季はポイント・ランク56位で初シードを逃し、予選会ランク11位の資格で出場する。今季からブリヂストンと契約し、クラブを一新した。「今日はセカンドでバーディーチャンスを作っていくゴルフだったので、アイアンの相性がいい」と手応え。残り2日へ「2週間分の悔しさを晴らしたい。(今季は)シードを取ることを目標にやっているが(初)優勝したい」と誓った。

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