前週初V「れいちぇる」臼井麗香、稲見萌寧の号泣祝福にもらい泣き 今週は「4日間頭を使わないと」


プロアマ戦をプレーする臼井麗香(カメラ・富張萌黄)

プロアマ戦をプレーする臼井麗香(カメラ・富張萌黄)

◆女子プロゴルフツアー ヤマハレディース プロアマ日(27日、静岡・葛城GC山名C=6455ヤード、パー72)

 前週のアクサレディス宮崎でツアー初優勝を挙げた「れいちぇる」こと臼井麗香(フリー)が、プロアマ戦で最終調整した。LINEやインスタグラムで見切れないほど、多くのメッセージが届いたという。試合後には米ツアーに出場していた盟友・稲見萌寧とテレビ電話。号泣する稲見を見てもらい泣きしたという。「萌寧は照れくさそうに『優勝とか似合わないじゃん』みたいな感じで喜んでいた」と祝福の言葉が届いた。

 前週は最終日が雨天で中止に。重度の花粉症で、春先の試合は常にマスクをしてプレーをする臼井。2勝目の際は「最終日が晴れるといい。外でのきれいな写真が全くなかった。顔がちゃんと写っている写真がなかった」。幼い頃は宝塚歌劇団を目指していたように、華やかな景色をバックにした記念撮影を切望した。

 前週の優勝で2年シードを獲得。「月曜日、火曜日バタバタしてしまって、準備は完璧ではない」と急きょ出場権を手にした今大会への対応に追われていたという。忙しい中でも25日には、1時間半のトレーニングを行い、大会に向けて調整してきた。

 過去に出場した2回はいずれも予選通過。それでも「難しい印象。4日間頭を使わないと」とコースマネジメントが鍵だと話した。2週連続優勝は考えすぎずに「できることをやって、自分の実力がついてきたら」とツアー屈指の難コースと向き合う覚悟を口にした。

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