小祝さくらが節目の10勝目 史上11人目の“プレーヤーズ委員長V”


1番でティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・富張萌黄)

1番でティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・富張萌黄)

◆女子プロゴルフツアー ヤマハレディース 最終日(31日、静岡・葛城GC山名C=6455ヤード、パー72)

 5打差の5位から出た小祝さくら(ニトリ)が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算10アンダーで今季初優勝を挙げた。昨年7月ミネベアミツミレディス以来となる通算10勝目を手にした。

 第1ラウンドは66をマークし、単独首位発進を決めた。だが、第2ラウンドに73とスコアを落とし、5位に後退していた。最終日に粘りのプレーで18年は5位、21年は4位と好相性を誇る大会を初めて制した。2週前のVポイント×ENEOS、3週前の明治安田レディスは2週連続2位と、味わった悔しさを、今季初の本州決戦で晴らした。

 今季から選手と日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の橋渡し役を担うプレーヤーズ委員長に、木村彩子から引き継いで就任した。“委員長V”は史上11人目となる。これまでリーダー役を務めたことは一度もなく「あまり向いてないかも」という25歳。今季は複数回優勝とメジャーVを目標としている。

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