プロアマ戦の１０番でティーショットを放つ山下美夢有（カメラ・豊田 秀一）
◆女子プロゴルフツアー ＫＫＴ杯バンテリンレディス プロアマ戦（１１日、熊本空港ＣＣ＝６５１８ヤード、パー７２）
２年連続年間女王の山下美夢有（みゆう）＝加賀電子＝が最終調整を行った。「感じはまあまあ。ショットもだいぶ良くなっている。今週は思い切ってプレーしたい」と３年ぶりの大会制覇へ向けて意気込んだ。
次週は米ツアーのメジャー初戦、シェブロン選手権（１８日開幕、米テキサス州カールトンウッズ・クラブ）に出場。コースの画像をチェックするなど研究を行っている。今大会終了後に米国に向かうハードスケジュールとなるが、休む考えはなかったと話した。「前（週）の試合で調整していきたい」と出場の理由を語った。
今大会は２０２１年に大会記録の１４アンダーを出し、ツアー初優勝を挙げた思い入れのある大会。「まずはバーディーラッシュができるように。しっかり思い切り振るというのと、細かいところを見直したい」と手応えをつかみ、次週の大舞台に向かう構えだ。