◆米男子プロゴルフツアー メジャー初戦 マスターズ 第2日(12日、米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC=7555ヤード、パー72)
【オーガスタ(米ジョージア州)12日】初出場の21歳・久常涼(SBSホールディングス)は80位から出て、2バーディー、6ボギー、1ダブルボギーで連日の78。通算12オーバーで予選落ちが確実となった。
1番で6メートルのバーディー発進も、3番から3連続ボギー。11番パー4では、2日続けてセカンドショットをグリーン左手前の池に入れてダブルボギーとなった。
ラウンド後は中継インタビューで「今日はしっかり伸ばさないといけない状況で、いいスタートができたが、そこから(昨日と)同じように崩してしまい、なかなか良いプレーができなかった」と振り返った。風に苦戦し「この2日間、風のジャッジが難しく、思ったように打てても、ピンに絡むショットが少なかった」と悔しそうに話した。
それでも、初出場で夢の舞台を経験し、今後への糧とする。「本当に2日間、楽しむことができた。来年必ず戻ってこられるように頑張りたい」。約2か月間、パリ五輪代表の座を巡る争いが続くことになるが「日本代表争いも、し烈になっているので、まずは出場権を獲得できるように残り試合、頑張っていきたい」と言葉に力を込めた。