ツアー初V竹田麗央、元プロゴルファーの母が明かす「自立」 体幹強化のピラティス効果で平均飛距離254ヤード


家族と写真に納まる竹田麗央と(左から)弟・征士朗さん、兄・有男さん、父・宜史さん、1人おいて母・哲子さん

家族と写真に納まる竹田麗央と(左から)弟・征士朗さん、兄・有男さん、父・宜史さん、1人おいて母・哲子さん

◆女子プロゴルフツアー KKT杯バンテリンレディス 最終日(14日、熊本空港CC=6518ヤード、パー72)

 竹田の武器は今季ツアー3位、平均254・55ヤードの飛距離だ。母で元プロゴルファーの哲子(さとこ)さん(55)は「小さい時から体が大きくて。中学生の頃には抜かされて私よりも飛ばしていたんですよ」と明かした。エクササイズのピラティスで鍛えた体幹も飛ばし屋の源だ。プロ入り前の20年頃から始め、現在は毎週月曜日に欠かさず実施しているピラティスの効果を、竹田本人も「スイングも安定して(飛距離に)つながっている」と実感している。

 大会初日は1オーバーの41位と出遅れた。「『縦距離が合わない』といって自分で修正していた」と哲子さん。コーチも務めるが、アドバイスはあまり求めてこないようで「自立したと思う」。娘の母離れにさみしさを感じながら、教え子の成長を喜んだ。(萌)

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