ツアー史上4人目の初Vからの連続優勝目指す竹田麗央が首位キープ 初V狙う野沢真央が1打差2位 最終組が前半終了


5番ティーショットを放つ竹田麗央(カメラ・今西 淳)

5番ティーショットを放つ竹田麗央(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 最終日(21日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6494ヤード、パー71)

 最終組が前半の9ホールを終了した。首位からスタートした竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)は2バーディー、1ボギーの34で回り、通算9アンダーで首位をがっちりとキープしている。前週に地元のKKT杯バンテリンレディス(12~14日、熊本空港CC)で初優勝を挙げた21歳は、ツアー史上4人目の初優勝からの2戦連続優勝に向けて安定したプレーを続けている。初Vからの連戦となる2勝目を第1日から首位を走り続ける完全優勝で挙げれば、ツアー史上初の快挙となる。

 1打差の2位に悲願の初優勝を目指す27歳の野沢真央(愛知製鋼)が続く。3打差の2位からスタートした野沢は1番から、いきなり3連続バーディー。竹田が5番でボギーをたたいた時点で、一時は首位に並んだが、7番で竹田がバーディー、野沢がボギーで2打差に開いた。それでも、9番パー3で約6メートルのバーディーパットをねじ込み、再び1打差に迫った。

 2打差の3位は尾関彩美悠(あみゆ、JFEスチール)、小林光希(三徳商事)。3打差の2位から出た鈴木愛(セールスフォース)は3打差5位。

 日本有数の美しいシーサイドコースで繰り広げられる勝負は、サンデーバックナイン(最終日の後半9ホール)に突入した。

 ◇日本女子ツアーの初優勝からの2戦連続優勝(1988年のツアー制施行後)

 ▽西田智慧子(1990年10月、宝インビテーショナル~富士通レディース)

 ▽表純子(2005年7月、シャトレーゼクイーンズカップ~スタンレーレディス)

 ▽岩井千怜(2022年8月、NEC軽井沢72~CATレディース)

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