原英莉花「すごく価値ある一戦」 史上11人目のメジャー3冠へ ワールドレディスサロンパス杯


練習場で笑顔を見せる原英莉花(カメラ・今西 淳)

練習場で笑顔を見せる原英莉花(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 練習日(30日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は2020、23年日本女子オープン、20年JLPGAツアー選手権リコー杯に続く史上11人目の「メジャー3冠」に挑む。開幕を2日後に控えたこの日、コースで取材に応じ「どれだけオフの期間にしっかりやってこられたか、前半戦の戦い方が試されるメジャー。すごく価値がある一戦で、みんな取りたいと思っている」と大会の位置づけを語った。

 ワールドレディスサロンパスカップは過去4度の出場で、昨年大会の20位が最高。「なかなかいつも、この時期はしっくり来ていなくて」。今季も序盤は悩みを抱えながらのプレーが続いている。クラブ調整がうまくいかず、出場7戦で予選落ちが3度と苦戦中だ。

 「自分がやるべきスイングの軸だったり、そういうところをしっかりしていかないと。自分が予想していないミスが出たときに集中力が途切れてしまう。一打をどう打つかに集中しながらやっていきたい」と4日間の戦いを見据えた。

 悲壮感はなく、明るい表情で言った。「成績は出していきたいし、大事な時期ということも分かっている。ある程度自分の中でしっくりきたものがあったら、スコアに結びつくと思う。ポンポンって行く気はする」。自分を信じて、今季最初のメジャー大会をスタートする。

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