上田桃子、58度目挑戦で悲願のメジャー制覇目指す「大きなミスをしないように」 


練習グリーンで調整する上田桃子(カメラ・今西 淳)

練習グリーンで調整する上田桃子(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(1日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 通算17勝の上田桃子(ZOZO)がプロアマ戦で最終調整した。直近は3週連続予選落ちと、苦しい状況が続いている。「いい形で入ってきたいと思っていた。不安もあるが、日曜日に練習していたので、悔しさを今週にぶつけられれば」と現在の心境を語った。

 今年は3年ぶりに東Cでの開催となる。2021年大会は、第2ラウンドで大会コース記録に並ぶ65をマークするなど、見せ場を作るも7位に終わった。それでも、15年には2位に入るなど、好相性を誇るコース。「いい記憶の方が多い。それを今日、ラウンドしながら感じた」と優勝争いを繰り広げた当時を思い起こしたという。

 調子が上がらない中でも、発見があったという。「高すぎる点数を求めると、集中力が出ないと先週気づいた」。難セッティングとなる今大会へ向けて、予選2日間は「大きなミスをしないように、60点でいいなぐらいのマネジメントと期待でいけると、空回らずに済むかな」と耐えながらも、上位を目指すと話した。これまでメジャーには57度出場も、手が届いていない。“58度目の正直”へ向けて、上田の挑戦が始まる。

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