サロンパス杯「コンディションはアメージング」 JLPGAが会見 風次第で優勝は2桁アンダー


◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(1日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 3年ぶりに東コースで開催される。コースセッティングを担当する2013年大会覇者の茂木宏美さんは「グリーンが硬くて速い。今日雨が降っても硬さも速さも落ちていない。ティーショットの精度、フェアウェーからグリーンを狙うショットも問われる。球の高さまで追求するセッティングになっている」と語った。

 東コースはバンカー越えなど、花道を使えないホールが多いのも特徴。「西コースとはまったく違った戦いになる。そんなに飛距離が出なくても、14本すべてを使える選手が上に来るのでは」とし、昨年は1オーバーだった優勝スコアについて「今年は風が吹かなくなったら2桁行くと思う。風が吹くと一気に難しさは変わるので、2桁は一つの壁になると思う」と予想した。2021年は70~80ミリ、昨年(西コース)は70ミリだったラフは60ミリに設定した。

 JLPGA・小林浩美会長は今季初優勝者が4人誕生していることに触れ、「若手、中堅、ベテランがめまぐるしく上位に入っている。4日間心技体を問われるセッティングで誰が勝つのか。期待がいっぱい。ここで勝ったらプロとしても自信がつく」と述べた。福本佳世大会実行委員長も「コンディションはアメージングに仕上がっている」と胸を張った。

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