川崎春花「21歳最初のラウンドとしては良かった」 メジャー2冠へ2差2位発進


18番をパーセーブし声援に応える川崎春花。初日3アンダー2位の好スタートを切った(カメラ・今西 淳)

18番をパーセーブし声援に応える川崎春花。初日3アンダー2位の好スタートを切った(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第1日(2日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 ツアー通算2勝の川崎春花(村田製作所)が4バーディー、1ボギーの3アンダー69で回り、首位と2打差の2位発進を決めた。「アイアンの感触が良かった。最近はミスの原因をしっかり自分で考えながら、落ち着いてプレーができている」と振り返った。

 前日1日に21歳の誕生日を迎えたばかり。「ボギースタートだったけど、そこから気持ちを切り替えてできた。21歳最初のラウンドとしては良かった」と笑みがこぼれた。

 7位だった前週のパナソニックオープンはハウスキャディーを起用し、コース上で自らの頭で考えることを増やした。以前はキャディーが言うままに打っていたことを反省しての決断が功を奏し、開幕戦以来の1桁順位フィニッシュ。プロキャディーと組む今週も、「まずは自分の意見を言って、キャディーさんの意見も聞くようにした。それが今日はうまく言った」と話した。

 初優勝は2022年の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯だった。メジャー2冠へ好スタートを切った。「難しいセッティングの中で、自分のゴルフがどれだけ通用するかが楽しみ」。苦しんだ昨季を乗り越え、2年ぶりの勝利をつかみ取る。

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