22年大会覇者・山下美夢有が68で3差2位で最終日へ「マネジメントして、いいショットを打てれば」


12番、笑顔を浮かべて第2打に臨む山下美夢有。通算7アンダー2位から今季初優勝を狙う(カメラ・今西 淳)

12番、笑顔を浮かべて第2打に臨む山下美夢有。通算7アンダー2位から今季初優勝を狙う(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第3日(4日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 2年連続国内年間女王の山下美夢有(みゆう、加賀電子)は8位から出て5バーディー、1ボギーの68で回り、首位と3打差の通算7アンダーの2位へと浮上した。西コース開催の2022年覇者は大会史上初の東西両コース制覇へ、10アンダー単独首位で昨季韓国ツアー賞金女王の李叡源(イ・イェウォン、韓国)を最終日に追いかける。

 山下は1番パー5で、残り38ヤードからの第3打を1・5メートルにつけバーディー発進。2番パー3ではカラーからの14メートルを沈めて連続バーディーで滑り出した。7番は120ヤードから1メートルにつけて3個目のバーディー。後半の10番で7メートル、11番で10メートルの連続バーディーと好調で、16番で初ボギーを喫したが、68の好ラウンドとなった。

 「前半はショットが安定していて3つバーディーを取ることができて、良い流れで回れた。後半途中からチャンスのパットが入らず、残り4ホールでショットがブレた。縦距離も合っていて、いいバーディーパットを打つことができたので、ショットは良かった」と振り返った。

 3打差を追う最終日へ「久しぶりの優勝争い。難しいセッティングの中でしっかりマネジメントして、いいショットを打てれば」と逆転でのメジャー4勝目を見据えた。

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