「セクシークイーン」アン・シネは7年前に日本ツアーデビューした記念日に77と崩れる


アン・シネ

アン・シネ

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第3日(4日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 夏日の日差しの下、ムービングサタデーが終了した。2017年5月4日にこの大会で鮮烈な日本ツアーデビューを飾ったアン・シネ(韓国)=NOW ON=は1バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの77と崩れ、通算9オーバーの63位へと後退した。

 前日の第2ラウンド。最終18番で、5メートルのバーディーパットをねじ込んで、52位で予選をギリギリで通過。安ど感からグリーン上で膝から崩れ落ち、手で顔を覆った。「予選通過しないといけないというストレスがあった」とゴルフ人生で初めてグリーン上で涙を流した。「セクシークイーン」の愛称を持って日本ツアー初出場となった17年大会。初日は1バーディー、4ボギーの75で3オーバーの53位でスタートを切った。ラウンド後約40分間、並んだ約500人全員に笑顔でサインする神対応ぶりも見せて一躍、旋風を巻き起こした。派手なミニスカート姿も披露し、最終的には32位で終えた。

 ゴールデンウィーク中で、この日も8000人を越す大ギャラリーの中でプレー。33歳は2番パー3でバーディーを先行させて懸命に巻き返しを狙ったが、パーオン率44%とアイアンショットに苦しんだ。3番パー4で4オン2パットのダブルボギー。18番パー5も4オン3パットのダボを喫して順位を下げた。

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