森田遥がボギーなしの70で4打差3位へ浮上「自分にチャレンジできる」


17番、パーセーブし笑顔の森田遥(カメラ・今成 良輔)

17番、パーセーブし笑顔の森田遥(カメラ・今成 良輔)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第3日(4日、茨城GC東C=6665ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 5位で出たツアー2勝の森田遥(新英ホールディングス)が2バーディー、ボギーなしの70で回って通算6アンダーとし、首位と4打差の3位に浮上した。「18番のグリーンでキャディーさんに『今日ノーボギーだね』って言われるまで分からなかった。必死にやっていた」と振り返った。

 12番で130ヤードの第2打を9アイアンで1メートルにつけてバーディーを奪った。14番は第1打を右バンカーに入れて、出すだけのピンチに見舞われながら、5メートルのパーパットをねじ込んだ。15番パー5は55ヤードの第3打を2メートルにつけ、また一つスコアを伸ばした。

 小技に定評がある森田。ピンチのときほど逆にうれしくなるのかという質問に「それじゃあドMですね、ではないです」と笑って応じた。難しいセッティングのメジャー大会。「自分との闘いという感じ。その時の調子によるけど、調子が悪くないときは自分にチャレンジできる週になる」。初のメジャー優勝へ逆転狙う。

最新のカテゴリー記事