史上初河本きょうだい同日Vへ 弟・力3差5位 後退ももう少しでアルバトロスのスーパーショット見せた


8番、ティーショットを放つ河本力(カメラ・谷口 健二)

8番、ティーショットを放つ河本力(カメラ・谷口 健二)

◆男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ 第3日(4日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)

 首位と2打差2位から出た河本力(24)=大和証券=は1イーグル、3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの出入りの激しい内容の71で回り、首位と3打差の通算7アンダー5位に後退した。

 いきなり沸かせた。1番パー4。ドライバーではなく、3ウッドで1オンに成功。しかも、ピン手前に着弾したボールはカップをかすめた。「(ティーエリアの)大画面で見ていました。カップに入りかけましたよね! キャリーで300ヤード、スピン量も完璧でした」。98年大会の中嶋常幸に続き、もう少しでパー4のホールインワンでアルバトロスのスーパーショットを満面の笑みで振り返った。

 後半40と苦しみ、首位と3打差の5位。2季ぶりのツアー3勝目へ「チャンスはある」と前向きだ。姉も同じく5位と奮闘。国内初のきょうだい同時優勝への意欲を問われると「可能性はあると思います」と笑顔を見せた。(竹内 達朗)

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