竹田麗央が68で回って通算14アンダーで逆転で今季3勝目 4日間大会初Vメルセデス・ランクは首位に返り咲き


6番でバーディーを奪った竹田麗央(カメラ・今西 淳)

6番でバーディーを奪った竹田麗央(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 最終日(19日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6731ヤード、パー72)

 1打差2位から出た竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)が6バーディー、2ボギーの68をマーク。大会記録を1打更新する通算14アンダーで、最終日逆転での優勝を果たした。4月のKKT杯バンテリンレディス、フジサンケイレディス以来の今季&自身3勝目。自身初の4日間大会Vとなった。2週ぶりに年間を通じて総合的な活躍度を示すメルセデス・ランクも首位に返り咲いた。

 予選を1位で通過も、「ムービングサタデー」の第3ラウンドで72とスコアを伸ばせず、1打差2位へと後退した。今季6度目の最終日最終組から逆転を狙い、1番でグリーン奥のラフからのチップインバーディーでスタート。3連続で伸ばすと5番では13メートルのバーディーパットをねじ込むなど、前半9ホールを5アンダーの31。後続に一気に4打差をつけ、サンデーバックナインでも崩れることなく、優勝カップを手にした。

 全長6731ヤードと距離の長いコース。自慢の飛距離を武器に、予選2日間では4つあるパー5のホール全てでスコアを伸ばした。第3ラウンドまでの今大会の平均飛距離は282・667ヤードで堂々のトップ。18日のラウンド後には「攻めるところと守るところのメリハリをつけて、プレーできれば」と話していた21歳。得意のドライバーや、オフに磨いたショートゲームを武器にスコアを伸ばした。

 竹田は表彰式で、笑顔で喜びの言葉を口にした。「初日から良いゴルフが出来て、優勝することができてすごくうれしいです。自分のドライバーとパッティングがすごく好調で自信を持って優勝することができました。4日間大会で初優勝できてすごくうれしい。4勝目を目指して頑張ります」

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