
金谷拓実
◆男子プロゴルフツアー メジャー初戦 BMW日本ツアー選手権森ビル杯 プロアマ戦(5日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7430ヤード、パー71)
大会連覇を狙う金谷拓実(Yogibo)が最終調整し、公式会見に臨んだ。試合がなかった前週は、全米プロ選手権でミスの多く出たパッティングを中心に練習。「今週は良い状態で迎えられた」と好調だと話した。
昨年は4日間、完全優勝でメジャー大会を初制覇した。ディフェンディングチャンピオンとして迎える今年。「コースも難易度が高いので、実力がないと勝てない。この試合で勝つことはすごく意味があること。しっかり自分らしいプレーを続けて優勝目指して頑張りたい」と連覇への意欲を見せた。
昨年大会は終盤まで中島啓太との激闘を繰り広げたが、最も難しい17番でのバーディーで決着をつけた。今年も14番以降は難しいホールが続くと警戒する。だが、「リスクを冒してでも積極的なプレーをしないと、優勝できないと思う。勇気を持ったショットを打てないと、優勝に届かないと思うので、(攻めのプレーで)見ているギャラリーの皆さんにワクワクしてほしい」とアグレッシブなプレーを心がけたいという。
笹生優花の全米女子オープン優勝をテレビで見ていたという金谷。「テレビで見ていてもグリーンが硬かったし、その中でロングアイアンで高い球を打っていて、ショットの精度も素晴らしかった。他の日本の選手も頑張っていたので、刺激をもらった」と笑みを浮かべた。自身は海外メジャー、全米オープン(13日開幕、ノースカロライナ州パインハースト・リゾート)を翌週に控える。女子選手の活躍に触発され、日米メジャーでの活躍を目指す。