パリ五輪代表争いは古江彩佳、山下美夢有がともに1アンダー発進と互角 畑岡奈紗は5オーバーと厳しい状況


◆米女子プロゴルフツアー メジャー第3戦 全米女子プロ選手権 第1日(20日、米ワシントン州サハリーCC=6731ヤード、パー72)

 この大会終了後の24日時点の世界ランクを基にした五輪ランクで、女子ゴルフのパリ五輪代表が確定する。3週前の全米女子オープンで2度目の優勝を飾った世界ランク6位・笹生優花(フリー)に続く国内2~4番手につける古江彩佳(富士通)、畑岡奈紗(アビームコンサルティング)、山下美夢有(みゆう、加賀電子)を中心に2枠目の代表を争う状況となっている。

 世界ランク20位の古江は4バーディー、3ボギー、同22位の山下は6バーディー、5ボギーでともに71で1アンダー発進となった。WOWOWのインタビューに、古江は「うまく耐えられた一日だった。パッティングは打ち切ることを大事にしてバーディートライをしっかりしていきたい」、山下は「ボギーもあり、バーディーも取ったり激しいゴルフだったが、何とかアンダーパーで回れたことは良かった」と話した。

 一方、ランク21位の畑岡は2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの77で5オーバーと出遅れ、予選落ちの危機を迎えている。

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