19歳・菅楓華、自己最高4位発進!「上を目指したい」人生初の北海道でルーキーVに挑む


同期のルーキー・石田(右)とポーズをとる菅(カメラ・今西 淳)

同期のルーキー・石田(右)とポーズをとる菅(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ミネベアミツミレディス 第1日(4日、北海道・真駒内CC空沼C=6667ヤード、パー72)

 昨年プロテストに合格した19歳の菅楓華(ニトリ)が4連続を含む8バーディー、3ボギーの5アンダー67をマークし、首位と2打差の4位発進を決めた。人生初の北海道で、ルーキーVに挑む。昨季4勝の桜井心那(ここな、20)=ニトリ=と、ツアー1勝の吉本ひかる(25)=マイナビ=が65をマークし首位に並んだ。昨年覇者の小祝さくら(26)=ニトリ=は67で2打差の4位につけた。

 初々しい笑顔とともに、菅がリーダーボードを駆け上がった。9、10番と第2打をピンそば1メートルにからめ、4連続バーディーで加速した。「最低でも3アンダーで回ろうと目標を立てていた。クリアできてよかった」。ツアー7戦目で自己最高の4位スタートを決めた。

 宮崎生まれの19歳は、初めて北海道の地を踏んだ。「ご飯がおいしいって聞いていたので楽しみにしていた」。開幕前日までの3日間の夕食は「ほっともっと」が2回。「しょうが焼き弁当」と「カットステーキ重」を選んだ。「おいしかった」と満面の笑みも、まだ北海道飯にはたどり着けていない。楽しみはこれからだ。

 3月のVポイント×ENEOSで7位と健闘し、6月のリランキング33位で後半戦の出場資格を得た。同時に今季の目標を「予選通過」から上方修正した。「上を目指していれば予選通過もクリアできる。もっと上を目指したい」。今季初のルーキーVへ、目線を上げた。(高木 恵)

最新のカテゴリー記事