米女子プロゴルフツアーの今季メジャー第４戦、エビアン選手権は１１日から４日間、フランス・エビアンリゾートＧＣ（６５２３ヤード、パー７１）で行われる。開幕を直前に控え、渋野日向子（サントリー）が中継局のＷＯＷＯＷの取材に応じ、「しっかり上位争いできるように頑張りたい。まずは予選通過が出来るように、最低限のゴルフができるように頑張ります」と大会へ向けて意気込んだ。
前週は日本に帰国し、実家にも帰ったという。「家族としゃべる時間もあったので、リラックスした時間が多かった」。６日には静岡での日米対抗ソフトボールで始球式を務め、大きな話題となった。今週はフランスでの試合。食べ物の楽しみもあるが、「フランスパンは食べましたけど、飽きるタイプなのでなかなか続かないかな」と笑った。
エビアンは３度目の出場となる。これまでは予選落ち（２０２２年）、５９位（２３年）と上位に絡めていない。「パー５でしっかりとることと、難しいパー３は堪えるだったり、短めのパー４でしっかりチャンスを作れたら」と攻略ポイントを挙げた。「グリーンのアンジュレーションもかなり難しい。過去２回、回っている分、情報量はあるかなと思うので、しっかり思い出してやれたら」と経験を生かし、全米女子オープン（２位）、全米女子プロ選手権（７位）に続くメジャーでの３試合連続トップ１０入りを目指す。