◆報知新聞社後援 関東高校ゴルフ選手権 夏季大会個人決勝兼全国大会予選 男子・女子個人決勝(9~10日、軽井沢72ゴルフ東C、男子=入山C、6760ヤード、パー70 女子=押立C6384ヤード、パー72 男子140人、女子135人参加)
男子は佐藤ミラー(栃木・佐野日大1年)が通算7アンダーで、粂谷海翔(栃木・作新学院2年)、水沼勇太(同1年)、清野桜貴(東京・代々木3年)とのプレーオフを制して初優勝。女子は戸高玲奈(茨城・ルネサンス1年)が9アンダーで中学と高校をまたいでの関東夏季大会連覇を果たした。
男子のプレーオフは2ホール目に粂谷と水沼がボギーで脱落。3ホール目の3番パー3で勝負は決した。先に佐藤がピン左2メートルにつけると、清野は約13メートルを沈められず。佐藤は難なくバーディーパットを沈めた。「入って良かった。うれしい」と喜ぶと、チームメートも水をかけて祝福した。全国大会に向け、「謙虚にプレーし、優勝は結果的についてくればいい」と笑った。
女子の戸高は前半1オーバーと伸び悩んだが、後続に1打差に追い上げられ「やるしかない」と気持ちを切り替えた。13、16番でバーディーを奪い、2位に3打差をつけて優勝。「中、高連覇はあまり考えていなかったが、結果的に良かった」と満足げ。「全国では注目される順位に入りたい」と躍進を誓った。