渋野日向子はダブルボギー発進から71と巻き返す 「あとボール1個分が…」「すごく悔しい一日」


◆米女子プロゴルフツアー メジャー第4戦 エビアン選手権 第2日(12日、フランス・エビアンリゾートGC=6527ヤード、パー71)

 52位から出た渋野日向子(サントリー)は3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71で通算イーブンパーで予選通過圏内でホールアウトした。

 出だしの10番パー4で、第1打を右に曲げ、ラフからの第4打もグリーンに乗せられず、5オン1パットのダブルボギーとなった。14番パー3で第1打を2メートルにつけてバーディー。15番も2メートルを沈め、連続バーディーを奪った。続く16番は1・5メートルの好機につけたが、バーディーパットはカップ左を抜けた。

 後半の4番でグリーン周りからの寄せが3メートルへ、パーパットがカップを抜け、険しい表情を浮かべた。終盤の8番パー3で、4メートル近くのバーディーパットを沈めた。最終9番、5メートルのバーディートライは惜しくも決まらず、71で終えた。

 ラウンド後は中継局WOWOWのインタビューで「だんだんショットの感じも良くなってきたと思ったけど、その分パットが入らないのが苦しい2日間だった。グリーンがどうこうというよりは自分の問題。あとボール1個分というのがすごく多かったので、悔しい一日だった」と振り返った。

 内容面について「ショット自体はチャンスにつけられていたと思ったので、パットが入ってくれればという感じではあったので、なんかすごいちょっとイラってしてしまうところも多かったけど。ショットが最後乱れるということも(7番以外は)なかったというか、耐えに耐えたかなとは思う」と分析した。決勝ラウンドに向け「ここはすごく大事だなと思っていたので、明日からもっとバーディー取れるように頑張ります」と視線を上げた。

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