松山英樹が金へ好発進「スコアが良かったので、それでいい」 暫定1位でホールアウト…パリ五輪ゴルフ


◆パリ五輪 第7日 ▽ゴルフ(1日、ル・ゴルフナショナル=7174ヤード、パー71)

 男子の第1ラウンドがスタートし、日本の松山英樹(LEXUS)は8バーディー、ボギーなしの8アンダー63をマークし、暫定の単独トップでホールアウトした。

 2番で5メートルを沈めると、3番パー5もしっかりとものにして連続バーディーとし、序盤からいい流れを作った。7番で第2打を2メートル、8番パー3で第1打を2メートル半につけるなど、ショットでチャンスを量産。9番までに3連続バーディーを奪い単独トップで折り返すと、後半もスコアを伸ばした。17番では4メートルのパーパットをねじ込んだ。

 2021年の東京大会ではプレーオフの末に敗れ、4位でメダルを逃した。29日の会見では「3年前、プレーオフで負けてしまいメダルを取れなかった悔しさは今でも覚えている。その後3年間、けがもあったが、またこの場所に戻ってこられてうれしい。前回以上の結果を出せるように頑張りたい」と意気込んでいた。

 コースの印象については「フェアウェーが狭く、ティーショットをミスすると、セカンドショットがタフなアングルになったりする。その分、ショートゲームが大事になる」と語っていたが、この日は多くのホールで第1打をフェアウェーに運び、16ホールでグリーンを捉えた。

 「自分がベストコンディションに持っていければ、チャンスはかなり高くなると思う。今の状態はすごく良いと思うので、楽しみな一週間になると思う」と話していた通り、ゴルフでの日本勢初の金メダルへ好スタートを決めた。

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