女子ゴルフ・服部道子コーチが山下美夢有をねぎらう「世界に対する可能性を改めて感じさせた」…パリ五輪


服部道子・女子日本代表コーチ

服部道子・女子日本代表コーチ

◆パリ五輪 第16日 ▽ゴルフ(最終日=10日、ゴルフナショナル=6374ヤード、パー72)

 首位と2打差3位から出た山下美夢有(みゆう、加賀電子)は5バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの73で回り、通算6アンダーの4位。前回東京大会銀メダルの稲見萌寧に続く、日本女子2大会連続の表彰台には届かず。メダルのラインに1打及ばなかった。リディア・コ(ニュージーランド)が金メダル、エスター・ヘンゼライト(ドイツ)が銀メダル、林シウ(中国)が銅メダルを獲得した。

 服部道子・女子日本代表コーチは、メダル争いを演じ4位となった山下について「いいゴルフでしたね。もっともっとスコア的には、20アンダーくらい行きそうなくらいの内容で。ポアナ芝ということで日本ツアーからのハンデもあったかもしれないが、克服しながら耐えて頑張ってくれた。メダルというところでは、全然金メダルもあったかなと思うような位置でもあったと。(4位の結果には)悔しい気持ちが、まずはいっぱいですね。だけど、日本ツアーから来て、国を背負う中でプレッシャー感じながら4日間すばらしいゴルフだった。世界に対する可能性を改めて感じさせた1週間だった」とねぎらった。

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