ゴルフ岩手県OPで今季2勝の花巻出身・米沢蓮と松坂大輔さんの夢ペアリングが実現 米沢は24位


岩手県オープンに出場した米沢蓮(右)と大会プロデューサーの金谷嶺孝氏(大会提供)

岩手県オープンに出場した米沢蓮(右)と大会プロデューサーの金谷嶺孝氏(大会提供)

 男子ゴルフの岩手県オープン(賞金総額1000万円、優勝150万円)が16日、岩手・きたかみCCで行われた。前週の男子ツアー・横浜ミナトチャンピオンシップで今季2勝目を挙げた岩手・花巻市出身の米沢蓮(25)は69で24位。初出場だった地元での凱旋試合を「優勝を目指してやっていましたけど、何よりもいつも応援してくださる方々の前でプレーできることを楽しみにしていました」と振り返った。

 この日はアマチュア参加で、日米通算170勝を挙げた元プロ野球選手の松坂大輔さん(43)と同組になり「いや~飛びますよね(笑)。すごく気さくな方で、楽しく1日回ることができました」と笑顔。レギュラーツアーでは賞金ランク3位につけており「まだまだ後半戦が続くので3、4勝目と賞金王を目指して頑張りたいです」と意気込んだ。

 大会プロデューサーを務めた金谷嶺孝氏は、米沢に関して「学生の頃は、時期的にも日本ジュニアや日本学生など試合で忙しかったので出られなかった。プロになってオープンウィークだったのでオファーしました」と明かした。

 岩手県出身のプロは自身に次ぐ2人目。「ツアー優勝という夢を達成してくれたのは非常にうれしいです。蓮が勝って活躍してくれると、岩手県や東北のジュニアやアマチュアゴルファーが増えてくれるんじゃないかなと思っています」と期待を込めた。

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