平田憲聖が36ホール決着を制し今季2勝目 安定感のあるゴルフで難コース攻略


平田憲聖

平田憲聖

◆男子プロゴルフツアー フジサンケイクラシック 最終日(1日、山梨・富士桜CC=7424ヤード、パー70)

 ツアー5年ぶりの36ホール決戦となり、第2ラウンド(R)で63をマークした平田憲聖(エレコム)が通算9アンダーで優勝した。ショット、パットともに高いスタッツで安定感のある23歳が、イレギュラーづくしとなった今年の富士桜CCを制し、7月の長嶋茂雄招待セガサミーカップ以来、今季2勝目となる通算4勝目を手にした。36ホールでの短期決戦のため、優勝賞金は50%の1100万円となる。

 平田は第1Rを68の3位で滑り出した。5打差を追いかける形となったが、第2Rはキレのあるショットで次々とチャンスにつけ、7バーディー、ボギーなし。ツアー屈指の難コースを持ち前の安定感で攻略した。

 ◆平田 憲聖(ひらた・けんせい)2000年11月26日、大阪・吹田市生まれ。23歳。祖父の影響で7歳からクラブを握り、12歳で本格的にゴルフを始める。大阪学院大3年時の21年、日本学生選手権優勝。同年12月プロ転向。昨年5月のミズノオープンでツアー初優勝。昨季の獲得賞金は約7900万円で6位。家族は両親、姉。170センチ、70キロ。

最新のカテゴリー記事