雨の中、吉本ひかる3バーディーで優勝争いに参戦 首位と2打差以内に28人の大混戦&36ホール短縮決戦


1番、雨の中ティーショットを放つ吉本ひかる (カメラ・馬場 秀則) 

1番、雨の中ティーショットを放つ吉本ひかる (カメラ・馬場 秀則) 

◆女子プロゴルフツアー ゴルフ5レディス 第2日(31日、岐阜・ゴルフ5CみずなみC=6559ヤード、パー72)

 雷雲接近が見込まれるため、午前7時から午前8時に遅らせてスタートしたが、午前9時34分に雷雲接近のため、中断された。午後1時に再開予定だったが、雷雲に加えて、大雨が降り続け、グリーンには水たまりができた。午後零時5分にコースコンディション不良のため、順延が決まった。最終日(1日)に第2ラウンドの未消化分が行われ、36ホールの短期決戦となる。

 首位と4打差の38位からスタートした吉本ひかる(マイナビ)が7番まで3バーディー、ボギーなしで三つスコアを伸ばし、通算4アンダーで首位と1打差の4位に浮上した。「意外とプレーできました」と笑顔を見せた。

 第1日に5アンダーで首位に並んだ村田歩香(ニトリ)、ささきしょうこ(日本触媒)、台湾のウー・チャイェン(フリー)の最終組などはスタートしなかった。

 首位と2打差以内に28人がひしめく大混戦。吉本は「明日(1日)はスコアの伸ばし合いになると思います」と表情を引き締めて話した。最終日を最終組で回ることになった18歳のルーキー村田歩は「きょうもやる気でした。明日の18ホールも心境は変わりません」と落ち着いた様子で語った。

 1日も悪天候の心配があり、全選手が36ホールを消化できなければ競技不成立となる。大混戦、短縮決戦、悪天候。今年のゴルフ5レディスは、全く先が見えない状況だ。

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