竹田麗央「4日間長かった」「ホッとしている」 重圧はねのけ完全優勝でメジャー初制覇


メジャー初制覇を果たし、優勝カップを掲げる竹田麗央(カメラ・豊田 秀一)

メジャー初制覇を果たし、優勝カップを掲げる竹田麗央(カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 ソニー日本女子プロ選手権 最終日(8日、沖縄・かねひで喜瀬CC=6670ヤード、パー72)

 21歳の竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)が5バーディー、2ボギーの69で回り、大会記録に並ぶ通算19アンダーで初のメジャー制覇を達成した。初日から首位を譲らず逃げ切る完全Vで、前週ゴルフ5レディスに続く2週連続優勝。21試合目での年間6勝は歴代4位のスピード記録となり、年間女王を争うメルセデス・ランクでも400ポイントを加え、トップを独走する。以下、一問一答。

 ―今の気持ちは?

 「本当に4日間長かったけど、こうやって優勝できて嬉しいしホッとしている」

 ―今日のゴルフについて。

 「3打差あったが、基本攻めていくっていうことをまず意識して、それを最後まで貫けていたんじゃないかなと思う」

 ―4日間で良かったところは?

 「グリーン周りの芝も難しいし、グリーンも難しいけど、練習ラウンドでしっかり対策というか打ち方を練習して試合を始められた。それが良かったかなと思う」

 ―今の喜びを誰に伝えたい?

 「いつもサポートをしてくださる方々や応援してくださる皆様に、ありがとうございますと伝えたい」

 ◆竹田 麗央(たけだ・りお)2003年4月2日、熊本・合志市生まれ。21歳。6歳の時、プロゴルファーの母・哲子(さとこ)さんの影響でゴルフを始め、熊本国府高1年時の19年九州ジュニアで優勝。1993、94年の賞金女王・平瀬真由美は母の妹で叔母にあたる。21年11月のプロテストに合格し、22年からツアー参戦。昨季はポイントランク22位で初のシードを獲得。趣味は野球観戦で、好きな選手は巨人・坂本勇人内野手。166センチ。家族は両親と兄、弟。

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