石川遼 17日に33歳 心境変化「わ~い、誕生日だ!」→「気が引き締まる」…32歳最後の試合で節目20勝へ 


記念撮影を行った平田憲聖(左)と石川遼(カメラ・富張 萌黄)

記念撮影を行った平田憲聖(左)と石川遼(カメラ・富張 萌黄)

◆男子プロゴルフツアー ANAオープン プロアマ戦(11日、北海道・札幌GC輪厚C=7066ヤード、パー72)

 2015年大会覇者の石川遼(カシオ)が最終調整した。韓国で行われた前週のシンハン・ドンヘ・オープンでは最終日に66をマークし、20位となった。自身のゴルフの調子は「大きな部分はすごくいいが、細かい部分で課題は感じている。取りこぼしもある」とクラブの面などの課題面を口にした。

 今年は50回の記念大会。過去11度出場し、15年の優勝や22年の2位など上位フィニッシュも多い。「僕が小さい頃から見ていた大会。優勝することができたことも光栄」と過去の記憶を呼び起こした。札幌GC輪厚Cでの開催は今回で48回目。「同じコースで何十年も続いている大会は、地域の皆さんに根付いている大会でもある。すぐに作れることではないので、重さを感じている」と語った。

 石川は17日に33歳の誕生日を迎える。今週は32歳ラストマッチで節目の20勝を目指す。「今までは『わーい、誕生日だ』という感じで、年をとることが楽しかったんですけど、今は気が引き締まる思い」と心境の変化を実感している。誕生日の週に大会が実施された際は、用意された誕生日ケーキのキャンドルを吹き消したこともあった。今年は自身へ最高の誕生日プレゼントを贈る。

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