杉浦悠太が5試合ぶりに戦列復帰 地元・愛知で復活Vへ「この試合に間に合わせるためにやってきた」


プロアマ戦を笑顔でラウンドする杉浦悠太(右)(カメラ・谷口 健二)

プロアマ戦を笑顔でラウンドする杉浦悠太(右)(カメラ・谷口 健二)

◆男子プロゴルフツアー バンテリン東海クラシック プロアマ戦(25日、愛知・三好CC西C=7300ヤード、パー71)

 今季1勝の杉浦悠太(フリー)が最終調整した。ツアーに出場するのはSansan・KBCオーガスタ第2ラウンドで棄権して以来、5試合ぶりとなる。地元・愛知での復帰戦を前に「すごくいい状態になったので、今週から問題なく残りは全部出られるんじゃないかな」と痛めていた右肘の回復を強調した。

 7月の日本プロ選手権で優勝も、翌週の長嶋茂雄招待セガサミーカップを欠場。痛みが治まり、4週後の横浜ミナトチャンピオンシップに出場したが、その後再発。最近は体の可動域を広げるトレーニングを中心に過ごしていたという。今週は地元開催で「コースはよく知っている。この試合に間に合わせるためにやってきた。応援してくれる人が多いので、やっぱり出たかった」と大会への思いを語った。

 自身が試合に出場できない間に、平田憲聖が4勝を積み重ね、賞金ランクトップに躍り出た。同ランク3位の杉浦との差は約4100万円の差が開き、焦りもあったという。それでも「後半は1試合勝つだけで2試合分ぐらいの賞金をもらえる試合もある。もちろん全部の試合優勝を狙うのもあるけど、毎試合少しでも上に行けるように頑張るだけ」と自らを鼓舞した。アマチュア時代から慣れ親しんだコースで、復帰戦Vを目指す。

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