世界ゴルフ殿堂入りのスージー・マクスウェル・バーニングさん死去 83歳 全米女子オープン3勝など


LPGAの公式インスタグラム(@lpga_tour)より

LPGAの公式インスタグラム(@lpga_tour)より

 米女子プロゴルフツアー(LPGA)は2日(日本時間3日)、公式サイトで世界ゴルフ殿堂入りメンバーのスージー・マクスウェル・バーニングさんの死去を発表した。享年83。

 肺がんで闘病していたバーニングさんはこの日、米カリフォルニア州パームスプリングスの自宅で亡くなった。

 バーニングさんは1964年に米女子ツアーデビューし、同年にLPGAルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。全米女子オープン3勝(68年、72年、173年)を含むメジャー4勝、ツアー通算11勝で96年までツアーに参戦。2022年にタイガー・ウッズらとともに世界ゴルフ殿堂入りした。

 LPGAのコミッショナーのモリー・マルクー・サマーン氏は「スージー・マクスウェル・バーニングは素晴らしい選手であり、世界ゴルフ殿堂入りを果たしただけでなく、LPGAと女子スポーツ全体の素晴らしい親善大使でもありました。私たちは、家庭生活とキャリアのバランスを取り、メジャー大会で優勝しながらも家族を育てた彼女のお手本を常に示し続けます。スージーは、私が個人的に尊敬する強い先駆的なアスリートであり、彼女の遺産は今後も次世代のアスリートにインスピレーションを与え続けるでしょう」と公式サイト内で追悼の言葉を寄せた。

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