山下美夢有 涙の今季初優勝「最高です」 古江彩佳とのプレーオフを制す 3年連続年間女王へ反撃ののろし


今季初優勝を果たし、トロフィーを手に青空の下で万歳する山下美夢有(カメラ・今西 淳)

今季初優勝を果たし、トロフィーを手に青空の下で万歳する山下美夢有(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー  富士通レディース 最終日(13日、千葉・東急セブンハンドレッドC=6697ヤード、パー72)

 6位から出て66をマークした山下美夢有(加賀電子)が通算14アンダーで並んだ古江彩佳(富士通)とのプレーオフを2ホール目で制し、今季初優勝、通算12勝目を挙げた。

 優勝インタビューでは涙を浮かべ「最高です」と喜びを表現。「なかなか勝てずだったので、この1勝は本当に意味のある1勝だなと思います」と語った。

 前週までの出場18試合で2位が7回と、優勝に一歩届かない大会が続いていた。現在2位のメルセデスランキングで、トップの竹田麗央(ヤマエグループHD)との差を詰め、3年連続年間女王へ反撃ののろしを上げた。

 プロとしての国内ツアーデビュー戦の馬場咲希(サントリー)は1打差4位から逆転を目指したが、最終18番で6オン2パットの「8」を喫し、73と落として8アンダー14位だった。

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