宮本勝昌 連覇へ「一戦必勝」 昨年シニア初Vの「忘れることのない大事な大会」 11月に米シニア・ツアー予選会


大会連覇へ意気込む宮本勝昌(カメラ・富張萌黄)

大会連覇へ意気込む宮本勝昌(カメラ・富張萌黄)

◆男子プロゴルフシニアツアー ファンケルクラシック プロアマ戦(17日、静岡・裾野CC=6993ヤード、パー72)

 昨年大会覇者の宮本勝昌(シーミュージック)が最終調整した。ディフェンディングチャンピオンとして迎える今大会へ、52歳は「あんまりディフェンディングチャンピオンって、プラスには働かない。なんとなく過度な意識とか、変なプレッシャーとかになることの方が多い気がする」と苦笑いした。それでもシニアツアー初優勝を挙げた思い出の大会。「自分にとって忘れることのない大事な大会。今週は自宅から通いますし、地元意識もある」と特別な試合だと話した。

 プロアマ戦は前巨人軍監督の原辰徳氏とのラウンドに。プレー中は笑顔で話をする姿もあり、「野球談議をした。僕はスポーツにはどんな競技も共通することがあると思っていて、そのような話をした。クラブ裁きがうまい」と腕前を絶賛した。

 例年は8月に開催されているが、今年は10月に実施。「風向きもおそらく逆になるので、コースの長さが変わる」と昨年との風の違いに警戒した。11月には米シニア(チャンピオンズ)ツアーの第1次予選会を控える。「それに向けて今週も優勝を目指して頑張る。一戦必勝です」と連覇へ向けて意気込んだ。

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