◆女子ゴルフ 最終プロテスト 最終日(1日、茨城・大洗GC=6602ヤード、パー72、参加90人)
寺岡沙弥香が70で回り、通算10アンダーで首位通過を果たした。ここ2年は1打差で不合格だったが、第3ラウンド、最終日をともに70と安定したプレーで、逃げ切った。「すごくうれしい。大洗GCは2年前に(落ちて)大嫌いと思って『一生行きたくない』と思っていたけど、今はまた来たいという感じ。小中学生が憧れの選手で私の名前を挙げてくれるようなプロになれたら」と喜んだ。
4月の下部ツアーで史上6人目のアマ優勝を達成した20歳の都玲華は2位通過に「1ヤードくらい(のパット)を2、3回外した。受かって良かったのは一番にあるけど、ちょっと悔しい」と話した。
22年日本ジュニア優勝の荒木優奈は6アンダーで4位通過。「すごくホッとしている。緊張している感じはあまりなく、いつも通りプレーできた。メルセデス・ランク1位、年間女王になりたい。そこから世界で活躍できるプロになりたい」とうれしそうに語った。
74の六車日那乃は4オーバーの19位で5度目挑戦で念願の合格に涙。「(最後ボギーで)あ、終わった。また1年無駄にしちゃったと感じていた」としながら、「せっかくつかんだ(プロの)資格。(同門の)上田桃子さんのようになりたい」とプロの舞台で活躍を見据えた。