単独トップのマクグリービー「日本で松山英樹選手とラウンドできたことは、自分の夢がかなった気分」


7番、ティーショットを放つマックス・マクグリービー(カメラ・岩田 大補)

7番、ティーショットを放つマックス・マクグリービー(カメラ・岩田 大補)

◆男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス 第3日(16日、宮崎・フェニックスCC=7042ヤード、パー71)

 米下部ツアー3勝のマックス・マクグリービー(米国)が6バーディー、ボギーなしの65と伸ばし、通算20アンダーで単独首位を守った。「今日もいいゴルフができた。入れなくてはいけないパーパットを入れることができた。それがその後のバーディーにつながったと思う」と振り返った。

 1番で第2打を50センチに絡めてバーディー発進。3番で長いパーパットをねじ込み、4番パー5ではグリーン左前バンカーから寄せきれずに3メートル半を残したバーディーパットを沈めるなど、グリーン上での強さが光った。最終組を2021年マスターズ覇者の松山英樹(LEXUS)と回った。「松山選手が話しかけてくれた。日本で松山選手とラウンドできたことは、自分の夢がかなった気分。明日もそれを楽しみたい」と、とにかくうれしそうだった。

 歴代優勝者にタイガー・ウッズ(米国)らビッグネームが名を連ねる「ダンロップフェニックス」に、自身の名を刻みたいという思いは当然強い。「是非そうできたらいいね。でも日本で松山選手とこうしてプレーできただけでも大変光栄。明日は日本に来る前の目標であった優勝というものを達成できたら、これ以上のことはない。明日もノーボギーでラウンドしたい。そうすれば追い上げてくる選手たちにとっては、とても厳しい状態にできると思う」と語った。

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