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勝みなみ
◆米女子プロゴルフツアー ファウンダーズ・カップ 最終日(9日、米フロリダ州・ブラデントンCC=6465ヤード、パー71)
7位から出た勝みなみ(明治安田)は5バーディー、4ボギーの70で回り、通算12アンダーの7位で自身の今季初戦を終えた。ホールアウト後、中継局のインタビューに応じ、「前半からショットの調子が良くなくて、耐えるゴルフだった。パットもついたところで(バーディーを)取ることができなかったので、気持ち的にも乗っていかないプレーが続いていた。悔しいラウンドにはなった」と唇をかんだ。
2番で2・5メートルを沈めてバーディー先行。続く3番ではアプローチが寄らずボギーに。7番はグリーンの外からパターで10メートルをねじ込み、再びスコアを伸ばした。12番でも8メートルのバーディーパットを決めるなど、ロングパットが好調の一日となった。17番パー5はつま先下がりのライからの3打目を1・5メートルに寄せた。「まさか良くないライにいくと思わなくて、パーでいけたらいいと思っていた。ラッキーなアプローチでバーディーが取れた」。最終18番は第2打をピン手前60センチにつけ、ギャラリーから大歓声が起きた。連続バーディーで締めくくり、トップ10フィニッシュを果たした。
第1ラウンドを67の6位で滑り出し、第2ラウンドでは2位に浮上した。悲願のツアー初優勝には届かなかったが、大きな収穫を得た今季初戦になったという。「できればもうちょっと伸ばしたかった気持ちはある。でも、初戦にしてはいいゴルフができたと思う。最後もいい感覚で終われたので、アメリカに戻ってくるまでに調整して頑張りたい」。次戦はブルー・ベイLPGA(3月6日開幕、中国)を予定。「今回すごくいいプレーができたと思う。最後はいい感覚がつかめたので、その感覚を自分の体に染みこませるように練習して、ブルー・ベイに戻ってきたい」と意気込んだ。