◆米男子プロゴルフツアー フェニックス・オープン 最終日(9日、米アリゾナ州・TPCスコッツデール=7261ヤード、パー71)
最終ラウンドが行われ、19位から出た松山英樹(LEXUS)は3バーディー、2ボギーの70で回り、通算9アンダーの25位で大会を終えた。ホールアウト後、中継局のインタビューに応じ、「悪くはなかったんですけど、なかなかスコアにつなげられない。パッティングはひとつラインが違ったり。そういうところで流れが来なかった」と悔しさをのぞかせた。
2番で6メートルを沈めてバーディー先行。その後はパーを拾い続けたが、11番でティーショットを池に打ち込み、ボギーをたたいた。15番パー5は3打目をピンに絡めてバーディー。17番はピン手前6メートルに1オンし、2パットで伸ばした。
第1ラウンドから苦戦していたショットは徐々に改善。この日のフェアウェーキープ率は50%に回復した。「ショットは先週から曲がってましたけど、徐々にいい方向に来ていると思う。それが嫌なホールでうまく打てない感じはあるので、来週克服できれば」と前向きに話した。次週は連覇を目指すジェネシス招待(13日開幕、米カリフォルニア州)。会場はロサンゼルスの山火事の影響で、2週前もプレーしたトーリーパインズGCに変更となっている。「風邪引かないように気をつけます」とだけ話し、次戦へ向かった。
大会はトーマス・デトリが24アンダーで逃げ切り、ツアー初優勝を手にした。後続とは7打差をつけた。