渋野日向子「悔いが残るパットの方を思い出す」 グリーン上で苦戦し65位出遅れ


◆米女子プロゴルフツアー ショップライト・クラシック 第1日(6日、米ニュージャージー州シービュー・ベイC=6263ヤード、パー71)

 前週の全米女子オープンで7位の渋野日向子(サントリー)は3バーディー、3ボギーのイーブンパー71で65位と出遅れた。ホールアウト後に中継局WOWOWのインタビューに応じ「パッティングが本当に打ち切れていないところが多かった。ラインに乗っていてショートだったり、読みが一個ずれていたり、本当にもったいないパッティングが多かった」と残念がった。

 3番パー5で右ラフからの第3打を1メートル強にからめてバーディーを先行させた。7、8番で連続ボギーをたたいたが、11番で距離のあるバーディーパットをねじ込んだ。「入ってくれてラッキーだったけど、やっぱり10番と12番のパットは決めたかった距離。入ってくれたものよりも、悔いが残るパットの方を思い出す」。チャンスを決めきれなかったホールの悔しさが勝った。

 31パットを要したグリーン上について「読みがスライスラインは浅かったり、フックラインは読み過ぎのひっかけだったり。ミスがなんとなく分かりきっている感じのものが多かった」と振り返った。

 ショットに関しては「フェアウェーキープできていたり、ちょっとずつピンに寄っていっている感じはあったが、それを生かせなかったことが残念。後半になるにつれてマシになっていたことはよかった」と口にした。

 3日間大会の2日目を、カットラインが気になる位置で迎えることになった。「今日アンダーで回りたかったけど、明日攻めるしかないので頑張ります」。気持ちを切り替え、浮上を目指す。

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