岩井明愛「ちょっとだけ自信になる」 初優勝へ2差3位発進 妹・千怜と笑顔の同組ラウンド


◆米女子プロゴルフツアー ショップライト・クラシック 第1日(6日、米ニュージャージー州シービュー・ベイC=6263ヤード、パー71)

 岩井明愛(あきえ、ホンダ)が7バーディー、1ボギーの6アンダー65をマークし、トップと2打差の3位スタートを切った。ホールアウト後に中継局WOWOWのインタビューに応じ「今日はスタートが早い時間帯で、午前中は風がないなかでプレーできた。ショットも良かったし、パターも6メートル以内がけっこう入ってくれたので、いいスコアで回れた」と振り返った。

 1番で1・5メートルのパーパットを沈めてスタートし「入ってくれて、流れが良かった」。2番で2・5メートルのチャンスを決めきり、3番パー5は2オンに成功して連続バーディー。5番でも2メートルのバーディーパットを沈めると、7番から3ホール続けてスコアを伸ばし加速した。16番で1メートル強のパーパットがカップに蹴られ、この日唯一のボギーを喫した。

 15ホールでグリーンを捉え、チャンスを量産した。「ティーショットが今日比較的よかったので、その分狙いやすいというか、あまりプレッシャーのないなかでセカンドショットを打てたことが大きかった」と語り、好発進に「ちょっとだけ自信になります」とはにかんだ。

 米国に主戦場を移した今季は2位が2回。今大会の予選ラウンドは双子の妹・千怜(ちさと)と、ツアー2度目の同組になった。「プレー中はおのおの集中している。明日も一緒に回れるので、笑顔の絶えない一日になったらいいかなと思う」と楽しみにした。より難しいコンディションが予想される午後組の第2ラウンドへ「自分のスイング、自分のプレーをしたい」と気合を入れた。

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