◆米男子プロゴルフツアー ジェネシス招待 第1日(13日、米カリフォルニア州・トーリーパインズGC=7765ヤード、パー72)
昨年大会覇者の松山英樹(LEXUS)は2バーディー、4ボギーの74で回り、首位と6打差の25位から滑り出した。ホールアウト後、中継局のインタビューに応じ、「難しかったですね。ティーショットがフェアウェーに行かなかったことが、難しくなった要因。この天候なのでうまくアジャストできなかった。最後のティーショットは良かったので、明日に向けていい材料」と振り返った。雨風に加え気温も低くなったこの日。タフなコンディションでのプレーとなり、フェアウェーキープ率35・71%、パーオン率50%とショットに苦戦した。
1番でつま先上がりのライから放った第2打がグリーン右に。バンカー越えのアプローチが寄らず、ボギー発進となった。6番パー5では8メートルのバーディーパットをねじ込み、イーブンパーで折り返し。雨が強まった11番パー3はティーショットでグリーンを捉えられず。2打目を1・5メートルにつけるも、カップの右縁をなめてスコアを落とした。14番は2打目がグリーン奥のレッドペナルティーエリアを越え、3つ目のボギーをたたいた。最終18番パー5はピン手前6メートルに2オン。イーグルパットはカップを1・5メートルオーバーしたが、返しを沈めてバーディー締めとした。「先週に比べたら良くなっている。最後も強く打ってしまったけど、返しはストレスなく打てたので良かった」とパッティングには手応えをつかんだ様子だった。
68をマークしたデニー・マッカーシー(米国)が単独首位。松山と同組で回った世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(米国)は70で回り、4位としている。例年行われてきたリビエラCCがあるカリフォルニア州パシフィックパリセーズが山火事の被害を受けたため、今年は同州ラホヤのトーリーパインズGCに変更して実施されている。