青木瀬令奈「体重は10キロ落とした」 昨年11月に両足種子骨を骨折…ケガから復帰し「優勝目指す」


「U-NEXT GOLF 2025-新ラインナップ発表イベント-」に出席した(左から)小栗旬、青木瀬令奈、中嶋常幸(カメラ・瀬戸 花音)

「U-NEXT GOLF 2025-新ラインナップ発表イベント-」に出席した(左から)小栗旬、青木瀬令奈、中嶋常幸(カメラ・瀬戸 花音)

 女子ゴルフの青木瀬令奈(リシャール・ミル)が18日、都内で行われた「U―NEXT GOLF 2025―新ラインナップ発表イベント―」に登場し、ケガからの復帰に向けた思いを語った。

 ツアー5勝の青木は昨季、右足の腓骨神経を痛めた影響で3試合を欠場。その際に海外の男女ツアーの映像を多く見たといい「イメージだけ良くしとこうと思って。スーパープレーにすごく感動をもらいます。男子の技術も参考になり、イメージが良くなる」と語った。

 10月下旬に復帰。11月の伊藤園レディスでは4位に入ったが、優勝はなし。年間ポイントのメルセデス・ランキングは21位だった。オフに入った11月末に精密検査を受けると、両足の親指付け根裏側の種子骨が骨折していることが判明した。「この痛みはラウンドしていくごとに増える。初日は8番くらいから痛くて、後半は立ってても何してても痛い。次の日は朝から痛くなる」

 その後は、体内の水分を利用して患部に電磁波を届ける衝撃波治療などに取り組んできた。足の負担を減らすために体重を「10キロくらい落とした」と明かした。体重が落ちたことでヘッドスピードが落ちたといい、年明けのハワイ合宿では「全力素振りを25回、35回とヘッドスピードを意識してやった。痛みなく18ホール、ゴルフをしたいと思ってやってきた」と振り返った。

 今季の初戦は、27日開幕のフォックスコンTLPGAプレイヤーズチャンピオンシップ(台湾)に出場予定。青木は「シーズン中も治療をしながら、今年はうまくつきあって優勝を目指していきたい」と新シーズンを見据えた。

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