
練習場で笑顔を見せる渋野日向子(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー第2戦 Vポイント×SMBCレディス(21~23日、千葉・紫CCすみれC=(6668ヤード、パー72)
女子プロゴルフツアーの今季第2戦、Vポイント×SMBCレディスは21~23日に千葉・紫CCすみれCで行われる。日本ツアーに今季初めて参戦する渋野日向子(サントリー)は20日、試合会場で練習を行った。
19日に降った雪が日陰に少し残る中、勝みなみ(明治安田)、木下彩(長府製作所)と練習ラウンドした。狭くて距離が長く、グリーンの傾斜がきつい難コースについて「難しすぎる。フェアウェーに行っても木が邪魔で狙えない。グリーンもアンジュレーション(起伏)がすごい。全てを理解しておかないと」と印象を語った。
19日には東京ドームで開催された米大リーグのカブス―ドジャース戦を勝とともに生観戦。ドジャース大谷翔平投手の今季1号本塁打や、メジャー初登板となった佐々木朗希投手の力投を目に焼き付け、「大谷さんのホームランも見られたし、皆さんの技術が見られて、盛り上がってました」と振り返った。
大谷や佐々木に注目が集まる中、渋野は「私はカブスファン! (投手の)今永(昇太)さんが推しなので」とニッコリ。報道陣から「渋いですね」と突っ込まれると「名前みたいでしょ~」と笑わせた。佐々木については「すごい足がなげぇ! インパクトのある選手だなと思った」と声を弾ませ、「今年もアメリカでドジャースやカブスを見に行きたい」と話した。
国内ツアーは昨年8月のmeijiカップ以来、7か月ぶり。「若い選手が増えた」と印象を語り、今大会に向けて「3日間、戦うこと。皆さんの前でしっかりやりきりたい。冷静になりながらもいいところを見せられるように頑張りたい」と力を込めた。