吉田優利「64」の猛チャージで予選通過確実 「昨日の分は取り返せたかな」


吉田優利

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◆米女子プロゴルフツアー フォード選手権 第2日(28日、米アリゾナ州・ワールウインドGC=6661ヤード、パー72)

 前週の日本ツアー、Vポイント×SMBCレディスを制した吉田優利(エプソン)は1イーグル、6バーディー、ボギーなしの64をマークし、通算6アンダーで予選通過圏内に浮上。第1ラウンドは74で126位と大きく出遅れたが、コンディションの穏やかな午前組でプレーし、いい気にリーダーボードを駆け上った。ホールアウト後、中継局のインタビューに応じ、「昨日の分は取り返せたかな」と声を弾ませた。

 10番から出て12番パー5でバーディー先行。14番ではピン手前1・5メートルからバーディーパットを沈め、15番も伸ばした。前半だけで4バーディーを奪取し、「前半のうちに予選(通過)圏内に近づいて、午後伸ばせたらと思っていた。その通りになってすごく良かった」。2番パー5ではイーグルを奪うなど後半も4つ伸ばし、予選通過を確実とした。

 午後スタートだった前日は、強風が吹き、フェアウェーもグリーンも硬くなった。午前スタートとなり、「(グリーンが)止まりますね。全然違います」と苦笑するほど、スタート時間によってコンディションが違ったという。勢いにのって迎える週末へ「せっかくいいプレーができたので、もっと伸ばせるように」と意気込んだ。

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